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フグ刺しのマナー

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「フグ刺しのマナー」

日本料理を代表する料理、フグ刺し。

フグ刺しと言えば、皿の柄が透けて見えるほどの薄さで作られています。

正に、職人の技と言っても過言ではないでしょう。

そもそも日本食と言えば、作法があるように食べ方にもこだわりがあり、綺麗にかつ作り手への配慮を持って食事をするようにされています。

そんな中、フグ刺しの食べ方にも食べる際のマナーがあるのでしょうか。

もしも食べるマナーがあるのならば、知っていないと失敗してからでは、恥をかいてしまいますし、接待などで、料亭で食べている際には、契約が取れない等の可能性もありますので死活問題ですよね。

そこで、今回はフグ刺しの食べ方のマナーについてご紹介します。

フグ刺し作り方との盛り付け

まず、フグ刺しのマナーを知る前に、フグ刺しの盛り付けについてご紹介します。

フグ刺しは、盛り付ける際に、菊の花の形に見えるような菊盛りや孔雀の形に見える孔雀盛りと呼ばれるものがあります。

そんなフグ刺しですが、どのような形であっても薄く切ってあります。

フグ刺しの場合切るという表現よりも引くという表現が正しいのですが、これは刺身の向こう側から手前に向かって包丁を引きながら刺身にしていくため「引く」という表現をしています。

一般的に、フグの身は硬いため、普通の刺身包丁は使わず、フグ引き包丁という物を使い刺身にしていくのです。

この時、フグの身を薄く引くのですが、フグ引きにはかなりの技術が必要で、しっかり修行を重ねた一人前の職人にしか引くことができません。

確かに、フグと同じように引くコチなどを初心者が薄造りにしようとしても綺麗にはできませんので、かなり難しいという事が分かりますね。

この薄く引いたフグの身を、基本的には外側から並べていくのです。

そんな難しいフグの刺身ですから、勿論食べ方にもしっかりとした、作法(マナー)があるのです。

フグを食べる時は内側から

フグの刺身を引くのはとても難しいと、お話しました。

そんな難しいフグの刺身には、フグ料理人の技術や、これまでの努力などが垣間見える様です。

そんなフグ刺しは先ほどもお話したように、基本的に外側から並べます。

フグ刺しを食べる際に関わらず、全ての料理に当てはまりますが、盛り付けの逆側から食べるのがマナーとされています。

そこでフグ刺しの場合は、内側から食べ始めるのがふさわしいマナーだと言えるでしょう。

内側から外側に向かって円を描くようにして食べる事で、盛り付けられている形を崩すことなく、最後まで綺麗に食べる事ができます。

その為、最後まで目でフグ刺しを楽しむ事ができるのです。

というのも、フグ刺しは熟練の料理人の技術がちりばめられた料理であり、芸術です。

先ほどもお話したように、ただ外側から内側に円を描きながら盛り付けてあるものだけでは無く、菊の形や孔雀の形に盛り付けをされている物もありますので、その盛り付けを目で堪能するのも、フグ刺しの醍醐味と言えるでしょう。

年配の方の中には、この目で楽しむという事を一番大切にされている方も多く居らっしゃいますので、いきなり形を崩してしまうと、とても残念に思われてしまいます。

更に、ビジネスシーンの接待などでフグ料亭を選んだ場合には気をつけなければ、大切な取引先の重役を不快にさせるだけではなく、契約まで白紙になってしまうなんて事もありますので十分注意するようにしましょう。

食べ方には例外もある

基本的に内側から外側に向かって食べるフグ刺しですが、実は例外もあるのです。

それは、複数人でフグ刺しを食べる場合です。

というのも、フグ刺しはとても薄く引くという性質上、大きな皿の場合には、外側と内側の刺身の品質にばらつきがあるのです。

その為、内側から一人ずつすくって食べていくような食べ方では、複数の場合には、時間にロスができるため、外側の刺身が空気に触れる時間が長くなってしまい、風味や食感に影響が出てしまうのです。

その為少しでも、調理されてから食べるまでの時間にロスが生まれないように、早めに食べるという事を考えて、皿の外側から食べる場合もあるのです。

外側から食べる際に、内側から食べてしまうと周りのペースを乱してしまう恐れがあります。

その為、取引先の重役が気分を害するなんて事になる事もありますよね。

ですので、この様にどちらからも食べるフグ刺しですから、複数人で食べる際には、相手の出方をまず伺いましょう。

外側から食べる様であれば、時間のロスや食感を考慮する方でしょうし、内側から食べる方なら、芸術性を楽しむ傾向にある方でしょう。

どちらからも食べることある理由を知って、フグ刺しに挑む事で、失敗して恥をかくなんて事もありませんよ。

今回はフグ刺しの食べ方についてご紹介いたしました。

家族で食べる際にはマナーよりもいかに美味しく食べるかが大切ですが、人前で食べる際には、マナーを守ってスマートに食べてみてはいかがでしょうか。

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