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無毒のフグと噂のフグも実は危険

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無毒のフグと噂のフグも実は危険

無毒のフグと噂のフグも実は危険

フグと聞くと全てに毒があると思われている方が多いのではないでしょうか?しかし実はフグには毒が無いと噂されているフグが存在するのですが、この無毒と噂のフグにも実は危険があるのです。

良くテレビでサバイバル企画などで食されているフグも実は危険な毒を持っているのです、正しい知識を身につけなければ本当に命を落としてしまうかもしれません。

今回はそんな無毒と噂されているフグの危険性をご紹介しましょう。

無毒と噂されるフグは2種類

よく毒がないと聞くフグって何というフグでしょうか?おそらく「カナトフグ」、「サバフグ」、「シロサバフグ」というフグではありませんか?実はこのフグ全部同じフグの別名なのです。

また無毒なフグとして思われがちなフグなのですが、某テレビ番組で芸人の浜口さんが食べるハコフグです、テレビでは素揚げにして食べられるシーが放送され「あぁハコフグは安全なフグなのだな」と思われた方も多い事と思います。

しかし、この「シロサバフグ」と「ハコフグ」には命を落とす危険が潜んでいるとご存知でしたでしょうか?知らずに食べてしまうと命の危険があります。

では、何が危険なのか、1種類毎にご説明しましょう。

カナトフグの危険性

無毒なフグとして有名な「シロサバフグ」ですが、危険、危険と言っていますが無毒なのには間違いでしょう。

佐賀県では、スーパーで売られているサバの稚魚と同じパックの中に入っていることが良くあるらしいのですが、現地の方は気にせずに食されるとのことでした。

では、なぜこのフグが危険なのでしょうか?実はこのフグが危険な理由としては、素人には見分けのつかないような別のフグが2種類存在するという事なのです。

そのフグというのが「クロサバフグ」と「ドクサバフグ」という2種類のフグです。

厚生労働省の規制では無毒なはずの「シロサバフグ」の可食部は筋肉(身)、皮、精巣(白子)の3部位となっています。

おかしいですね、無毒ならば肝も食べて良いのではないでしょうか?実際に佐賀県では何の問題もなくサバの稚魚と煮つけにしたりして食べるんですけど、どうして厚生労働省の定めでは可食部が決められているのでしょうか。

その理由は先ほどの「クロサバフグ」と「ドクサバフグ」の存在のせいなのです。

「クロサバフグ」は他のフグ同様に肝や卵巣に猛毒のテトロドトキシンを多く有している種類です、ですので厚生労働省は万が一この「クロサバフグ」と間違えて食した場合の事を考慮し「シロサバフグ」の可食部位を規制していると言われています。

しかし、可食部位さえ守れば大丈夫とは思わないでください。

もう1種類の「ドクサバフグ」は猛毒を全身に有しているとされており、可食部は無いとなっています。

しかもこの3種類のフグの見分け方は「色」や「尾ヒレ」くらいなので「シロサバフグ」が実際に手元にあって見比べるのであれば間違わないでしょうが、間違って食べてしまうと本当に危険なので、絶対に自分で捌く事はやめましょう。

テレビでも食べているハコフグ

さて、某テレビ番組で芸人の浜口さんがモリで取って素揚げで食べる事の多い「ハコフグ」ですが、この「ハコフグ」テトロドトキシンとは違う猛毒を待っている可能性がある事を知っていましたか?その毒とは「パリトキシン」という毒です。

このパリトキシンは非ペプチド性の毒の中でも最強のマイトキシンに次いで2番目の猛毒です。

そんな猛毒のフグなので、こちらも厚生労働省の規制では筋肉(身)と精巣(白子)のみを食しても良いとなっています、体内にパリトキシンを保有しているため肝などは食べられないようですが、皮は?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そうこの「ハコフグ」は実は2種類の毒を持っていて体内のパリトキシンと皮に溶血作用のあるパフトキシンという毒を粘膜と一緒に分泌します。

その為ハコフグと同じ水槽の魚が死んでいたなんてところをご覧になられた方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、この「ハコフグ」長崎や五島列島などでは、身や肝臓を甲羅の中で味噌と和えるかトッポという料理が有名である。

このハコフグの怖いところは、パリトキシンを有する個体と有しない個体が存在することです、その為いつ毒を持つ個体にあたるかわかりませんので、危険な個体も存在していることを知りむやみに自分で調理をしないようにしましょう。

フグには全てに毒があると思う事が大切

いかがでしたでしょうか、今回は巷で無毒と言われているフグの危険性についてご紹介しました、確かに今回お話したフグには毒を有さない個体が存在する事自体は本当です。

しかし、中には毒を保有しているフグが存在する事も知っておきましょう、そして絶対に自分では調理せず専門的な知識のある方に調理を依頼する方が安心してさらに美味しく食べる事ができる事でしょう。

毒があるかもしれないと言う事実を知りそれでも美味しく食べる事ができるのは職人さんの知識と腕のおかげだという事に感謝をしてフグを美味しく食べたいものですね。

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