ふぐと聞いて皆さんが最初に思い浮かべるのはどのような事でしょうか。
おそらく、猛毒のテトロドトキシンを多く含んだ危険な魚と言う事ではないでしょうか。
あるいは、高級魚としてのイメージの強い魚でもありますので、そのような高いと言った事でしょうか。
この様に、一言でふぐと言っても、危険なイメージから応急な魚だと言うイメージがあるのがふぐなのです。
このイメージには、育て来た環境などが多く関係しているのですが、怖い魚だと教えられて育つと怖い魚だと言うイメージが付いてしまうのです。
しかし、実はふぐには隠された秘密があるのですが、実はふぐは美容にも良い魚だったのです。
今回は、ふぐの美容への影響についてご紹介します
■ふぐは太りにくい
どんなに美味しい物であっても、食べ過ぎてしまっては太る原因にもなりますので、美味しい物でもセーブをしながら食べる、もしくは食べら後に少々運動をするという女性が多いのではないでしょうか。
しかし、ふぐならばその様な心配もいらず、お腹いっぱい食べても大丈夫なのです。
なぜふぐは沢山食べても太る心配をしなくても良いのかと言うと、ふぐそのものが高タンパクで低カロリーの食材だと言う事が理由なのです。
その中でもあっさりとした皮の部分ですので、よりカロリーも低く美味しく食べても、体系を気にしなくて良いというのは嬉しいのではないでしょうか。
■皮には豊富なコラーゲンが
ふぐの主役級の食べ方と言うと、鍋よりも刺身ではないでしょうか。
こんなことを言うと、鍋の方が良いと言われる方も居らっしゃいますよね。
しかし、ふぐの身を綺麗に薄造りをするには、熟練された職人の腕が必要ですから、素人で同じような物を作ろうとしても再現するのは少々難しい物があります。
鍋であれば、ふぐさえ購入すれば、後は野菜などと一緒に鍋で煮込めば良いので。味の再現もしやすいと言うのが、刺身の方が主役級だとする事の理由です。
しかし、ふぐ刺しも確かに美味しく、高タンパクで低カロリーなので、確かにおすすめなのですが、美容に関してとなると、身の部分よりも更にオススメしたい部分が、皮なのです。
皮は、身の部分よりも更に低カロリーですので、体系を気にせず沢山食べる事が可能です。
更に、身の部分では楽しめないコリコリとした食感が魅力的です。
そんな食感が好きだからと、身の部分よりも皮を好むと言う方も多いようなのです。
そんな皮は、身よりも美容に良いのですが、それは単に低カロリーだけが理由ではありません。
その理由と言うのが、皮に豊富に含まれるコラーゲンなのです。
コラーゲンと言っても、美容に良いとされているのは海洋性コラーゲンなのですが、ふぐは勿論海の生物ですので、ふぐに含まれるコラーゲンも海洋性コラーゲンなのです。
この海洋性コラーゲンは、多くの美容系サプリメントに採用されている事からも、美容に良いとされていることが広く知れ渡っている成分なので、信頼性もあります。
更に何よりも、そんな海洋性コラーゲンを多く含む食材でありながらも、カロリーが低いと言うところが、海洋性コラーゲンを沢山取りたい女性には嬉しい限りではないでしょうか。
■皮には3種類ある
ふぐ皮と言っても実は3つの部位に分かれます。
それが、一番外の皮である「シャミ皮」真ん中の「本皮」そして一番身の部分に近い「身皮」の3つです。
この3つの皮はそれぞれで、全く食感が違います。
シャミ皮は、ふぐの一番外側の皮ですので、ふぐを触ったことがある方ならばお分かりいただけるかと思いますが、ザラついた感じの感覚「食感」がありますので、加工品として利用されることが多く、料亭などではあまり提供されていない様です。
本皮や身皮といった部位は、シャミ皮と違い食感も良く、ふぐ皮の独特の食感であるコリコリした食感を楽しめる事から、本皮や身皮を好んで食べると言った方が多いようです。
■ふぐ皮の食べ方は
ふぐの皮は、コリコリとした食感を楽しめるのですが、実はそのまま食べると言った食べ方以外にも、多くの食べ方が存在します。
その中でも、サラダなどに入れて食べる方法はとっても有名な食べ方で、ポン酢などを掛けて食べる事で、前菜として食べる事が可能になります。
更に、「煮こごり」と言う食べ方もあるのですが、これはふぐの皮を煮詰めて出てきたコラーゲンを冷蔵庫などで、冷やし固めたものです。
ふぐ皮のコリコリとした食感は楽しめない物の、煮こごりのほとんどがコラーゲンなので、目に見えるコラーゲンを食す事で、コラーゲンを食べたという気持ちも満たされる一品です。
この様に、ふぐの皮1つをとっても沢山の食べ方があるものです。
それは、古くからのふぐ食の歴史の中で作り出された歴史の深さを感じる事ができるのではないでしょうか。
そんな、ふぐ食の歴史と豊富な海洋性コラーゲンを堪能してみるのを良いのではないでしょうか。
美味しく食べて、美容にまで手が回るなんて、本当にふぐは万能な食品のですね。