ふぐと言えばテトロドトキシンを体内に含んでいる為とても危険な魚だということは日本人ならば誰でも知っている事ではないでしょうか。
日本人ならではといいましたが、おそらく世界の人が知っている事実ですよね。
しかしこのふぐは猛毒でおそれられている物の世界中の国で食べられています。
勿論この日本でも古く縄文時代ごろから食べられています。
しかしふぐを食べるどの国の基準よりも厳しい基準を設けている日本ではふぐによる中毒症状というのは比較すると少なくなっています。
とある国では、免許の偽装なども行われていますので日本ではまずありえない様な環境でふぐが取り扱われているなんて事も多く、そのためふぐ中毒による死者も多く発生しています。
しかし日本においてもふぐの中毒による死者は少なくても0ではなく年間に数人の方が無くなっているという事が起こっています。
そこで今回は、ふぐの毒は危険だといわれていますので皆さんふぐの毒が危険な物ですから自分で捌いてはいけないという事はご存知でしょうが、実際に年間にどれくらいの方が無くなっているのかという事をご紹介します。
□年間の死者はどれくらい?
ふぐの毒による中毒症状でなくなっている方は年間で数人だといわれていますが、実際にはどれくらいの方が亡くなっているのでしょうか。
厚生労働省の調べでは、
平成15年に3名、平成16年に2名、平成17年に2名、平成18年に1名、平成19年に3名、平成20年に3名、平成23年に1名、平成26年に1名、平成27年に1名となっています。
この平成15年から平成29年までの15年間での合計の死者数が17名となっており、死者を出していない年もありますが平均すると年間に1.13人となり年間に1人以上の方がふぐの毒による食中毒の犠牲になっているのです。
年間に1人というとそれほど多い人数ではない様に感じますが、発生数と死者数の比率を見るととても高い確率で亡くなってしまうという事がわかるかもしれませんね。
因みに平静23年の中毒事件数は17件、患者数は21名でしたがししゃが1名でしたので、死亡率はと言うと、4.7%となります。
100人いたら4人は死んでしまう計算ですから、風邪などの病気よりもずっと死亡率は高いですし、熱中症でなくなる人の割合よりも多いと言えます。
そう考えるととても危険な魚なのですが、このほとんどの方が自分んでふぐを捌いて食べた方あるいは、素人が捌いたふぐを食べていた方なのです。
□プロが捌いたふぐは安全?
15年間のうちに亡くなった方も多くが、自分で調理したふぐを食べた事により亡くなってしまった人でした。
その為、どうしても自分で捌いて食べる事はとても危険だと言えますよね。
では素人調理ではないプロが捌いたふぐは安全だと言えるのでしょうか。
日本では県単位でふぐの取り扱いによる条例が定められています。
その為ふぐを取り扱う人はしっかりとしたふぐに関する知識を持っていますししっかりとした技術も兼ね備えています。
さらにしかりとした管理をされていますので非常に安全だと言えるでしょう。
このようにしっかりと管理されている日本ですから、ふぐ調理師免許を持っている方がちょうりをしたふぐは、とても安全だといえます。
確かにふぐを提供しているお店でふぐを食べて亡くなった方もいますが、そのほとんどはふぐ調理師免許を持っていないひとが闇で裁き提供した事が原因であるため、そのような場で提供されているふぐは別として、しっかりとしたお店で本物のふぐ調理師が捌いているふぐはとても安全なのです。
□ふぐは高い?
ふぐ料理ってとても高いという方が多いですよね。
確かにふぐは高級品とされていますので高価な食材です。
しかし高いからといって自分で捌くときけんですから高くても、しっかりとプロが調理したふぐを食べてほしいのですが、とても料亭などのふぐは手が出ないという方におすすめなのが、取り寄せで購入するという事です。
取り寄せであれば自分の予算内で選んで購入する事ができますし、移動する必要が有りませんので、移動費もかからずに購入できますからその分もふぐに掛ける事もできますよね。
さらに、ふぐのフルコースではないので、自分が食べたい物だけを購入する事ができるので値段も安くおさえる事が可能なのです。
そのため高いと思いがちなふぐでも、安く購入ができるというメリットがありますので、オススメなのです。
またスマホや電話で購入する事ができますので、非常に簡単に購入することができますのでふぐをとても身近に感じる事ができるのではないでしょうか。
□ふぐ毒にあたっても誰もせめられない
自分で捌いたふぐを食べてふぐ毒の中毒になってしまっても誰も悪くはありませんから責める事はできません。
しかしふぐ毒の中毒になってしまった事であなたを大切だと思っている方が絶対に悲しむのですから、ふぐを素人調理で食べる事はしてはいけませんね。