よくスーパーで見かけるしろさばふぐという種類のふぐがいますよね。
冷凍されていて、唐揚げ用として販売されているふぐは大体しろさばふぐだと思ってもらっていいかと思いますので、スーパーによく行く人や、主婦の人ならば目にしたことがあるという人もいるのではないでしょうか。
しかし実際にしろさばふぐってふぐの中ではどのくらい美味しいの？とかとらふぐとどっちが美味しいの？なんて思ってしまう人も多いですよね。
ふぐを食べたことのある人ならばそんな話は愚問中の愚問かもしれませんが、わからない人からすると、買うか買わないかが決まる大切な疑問です。
そこで今回は、スーパーで迷ってしまわなくてもいいように、しろさばふぐととらふぐではどちらが美味しいのかをご紹介します。
□とらふぐはふぐ界の王様
とらふぐと聞くとその響きだけで、なんだかめちゃくちゃ高級な感じがするという人も多いのではないでしょうか。
それもそのはず、とらふぐはふぐ界の王様と呼ばれるほどのふぐなのです。
誰が最初に呼んだの？と言われるとちょっと困りますが、身の弾力やふぐ本来のうまみという点では、他のどのふぐにも劣る部分はないでしょう。
ふぐを食べるときに、身がしまっている方が美味しいと思う人が多いのですが、とらふぐはまさに、歯ごたえがあり身の締まりという点では、味だけではなくその食感で食べた時の幸福感を引き出してくれるのです。
またとらふぐは傷物にしてはいけないという事で、延縄という技法で釣り上げられ丁寧に処理をされています。
そんなとらふぐだからこそ高い金額で取引がされているのです。
□しろさばふぐは安い？
ふぐ界の王様と呼ばれるとらふぐに対して、しろさばふぐはこれと言って呼び名はありません。
価格としても比較的安価な設定で販売されている事が多く、市場などに行くと10匹入りのから揚げ用しろさばふぐが1,000円程度で販売されています。
考えてみると一匹100円から200円程度の価格での取引ですから、とらふぐとどっちが美味しいの？と比べるほどのふぐではないと思ってしまう人も少なくはないのではないでしょうか。
しかし唐揚げ用のしろさばふぐや鍋用のしろさばふぐは意外と身室もしっかりとしているため、美味しく食べる事ができます。
個人的には多くのふぐがいますがしろさばふぐはとらふぐの次くらいに美味しいのではと思ったりもしますが、これには個人差もありますので、あまり言及はしないようにしておきましょう。
□家庭料理ならしろさばふぐで十分？
過程で使いたいからふぐを買おうとか、今日はふぐを鍋に入れてみようかななんてふぐの種類にこだわらなくていいのであれば、しろさばふぐは万能なふぐだといえるでしょう。
お鍋にふぐが入るだけでなんだかいつものお鍋が少しだけ華やかに見えますし、お父さんたちのビールもよく進むものです。
出すが今日は少し贅沢をしたいからふぐを使おうと思った時には、ちょっとだけ考えてみてください。
何が一番美味しいと感じさせてくれるのかという事を。
とらふぐとしろさばふぐでは、肉質やうまみも違いますが、ふぐその物の大きさも違います。
そのため、ふぐを食べたという満足感を感じることができるのはとらふぐなのです。
さらにとらふぐであれば、楽しみ方は鍋やからあげだけではなく、刺身も楽しむことができますので、より多くの料理として楽しめるのです。
勿論ふぐパーティをしようと友人を誘っておいてしろさばふぐだとちょっと笑われてしまうなんてこともありますので、そのようなときにはぜひとらふぐを購入してみてはいかがでしょうか。
□とらふぐを簡単に購入するには？
とらふぐを食べる事ができるのは、料亭などだけだと思っていませんか？
実はとらふぐも自宅で簡単に楽しむ事ができるふぐなのです。
家庭で楽しめますというと、素人調理を考えてしまうという人も多いかもしれませんが、そうではなく、方法はというと、インターネットでポチっとするだけです。
すると刺身になったとらふぐや、鍋に入れるだけの状態になったとらふぐが自宅へ届きます。
このようなとらふぐは、基本的には冷凍された状態で届きますので、解凍する必要がありますが、急激な解凍を避けて、ゆっくりと解凍をするようにしてください。
そうする事で、細胞が破壊されずしっかりと歯ごたえのあるふぐを楽しむ事が出来るのです。
このように料亭に行かなくても、とらふぐは自宅で食べることができますので、ぜひ今日はちょっと贅沢をしてとらふぐを食べようかなと思った時には利用してみてはいかがでしょうか。
ですが注文してからその日に届くというのは少し難しいですので、自宅にストックを置いておくと良いかもしれませんね。
冷凍庫で2か月くらいは余裕で持ちますので、冷凍焼けなどの心配をせずに、いつでもふぐを自宅で食べることができれば、それほど幸せなことはないのではないでしょうか。
