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ふぐが網で漁獲されない理由とは?

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ふぐが網で漁獲されない理由とは?

日本では古くから食べられてきたふぐ。

日本のふぐ文化は古くは縄文時代ごろからあったとされており、日本の文献にもふぐが度々登場する事があります。

そんなふぐの中でも最高級と言えばとらふぐなのですが、このとらふぐを獲る方法として古くは明治のころから行われてきた漁法が延縄漁でした。

現在でもこの延縄漁がおこなわれており延縄のふぐの方が高値で取引をされています。

そのため伝統的なふぐ漁と言えば延縄漁と言われており、基本的にはふぐを網漁で漁獲するという事が近年までは行われていなかったようです。

網で量を行った方が絶対的に数を取る事ができるので、漁の効率も良く思えるのですがなぜふぐは延縄漁が基本だといわれてきたのでしょうか。

今回はそんなふぐの網漁が避けられてきた理由についてご紹介します。

網漁の種類とは?

一言で網漁と言っても網漁にはいくつかの種類があります。

主に行われている網漁は定置網漁、底曳網量などがあります。

定置網漁はある一定の場所に網を張り量を行う方法で、網を海に放置して後々巻き上げるため、中には網で傷の入ってしまう個体もいるようです。

底曳網漁は漁船から延ばした曳き網に連結した漁網を曳航し量を行う方法であり、近年はとらふぐ漁よりも混獲が漁のメインとして行われるようになったため、ふぐの水揚げ量の2割程度を占めています。

網漁は基本的に産卵を控えた群れを一網打尽にするための方法であり、特定の魚種を狙って行う物ではないために、とらふぐのみに絞った量ができないため、安定した漁獲量は確保できないというデメリットがあります。

また少なからず網漁で取れたふぐには傷がある為、値段も落ちてしまうためやはりふぐ漁に向いている量ではないため、ふぐ専門で漁を行っている漁師さんたちには邪道とされている量であり、ふぐ漁としての網漁は基本的に採用されていません。

ふぐ漁はやっぱり延縄漁

延縄漁は明治時代から続く代表的な漁法であり、古くから様々な魚種を獲るために利用されてきた漁法です。

対象魚にはウナギやコイなどの河川の魚を始め、マグロやサケ・タラなどの海洋の魚まで幅広く使用されてきました。

延縄漁は幹縄と呼ばれる長いロープを主として、先端部に枝縄と呼ばれる釣り針や疑似餌を付けた複数の短いロープを一定間隔開けて取り付けて取り付けた延縄と呼ばれる仕掛けを利用して魚を狙います。

幹縄の長さは、100mから長い物では100㎞を超える物まであり、仕掛けの長さは狙う魚や狙う海域によって異なっており、勿論仕掛けが多い方が魚も多く狙えるようになります。

延縄を投入した後は基本的に魚が掛かるまで時間が必要なため、しばらく待ってから仕掛けを回収するのが基本であり早く上げすぎると漁の効率が下がってしまうため、経験と勘が必要な漁でもあり熟練の技が必要になります。

延縄漁のメリットとしては狙った魚だけを漁獲する事が可能なうえ、漁獲する量もコントロールをしやすい漁法だといわれているため、限られた海の資源である魚を乱獲せず、育てる事も可能です。

また網を使う量に比べて縄が魚に当たり難いので、傷が付かず値段が落ちないのもメリットの一つではないでしょうか。

良いことばかりの延縄漁に思えますが、網漁に比べて時間や手間がかかる漁だといわれていました。

近年では網の取り入れも機械を使用して自動で行えるようになっており、餌付けなどの手間はかかる物の昔ほどの手間はかからなくなっています。

ふぐを大切に思うからこそ延縄漁を行う漁師たち

現在下関でふぐ漁の身を行っている漁船はわずかです。

昔は数百から数千の漁船があったと聞きますが、中国などの乱獲などの問題もありふぐが激減しているためふぐのみで生計を立てるのが難しくなってしまった事が原因の様です。

その為現在は海の限られた資源であるとらふぐが非常に大切にされているため、ふぐ漁を底曳網や定置網などで行う漁師さんは少なく、その様な網漁を行う漁師さんは多くの魚を狙っているという場合が多いようです。

ふぐは限られた資源だから釣り上げたらリリースを

とらふぐは前述したように限られた海の資源だといわれています。

現在は放流を行うなどしてふぐを守っているという事もあり、ふぐが取れなくなってしまうと多くの漁師さんが廃業に追い込まれてしまいます。

そのため、ふぐはとても大切であり、もしも釣りに出かけてとらふぐを釣ってしまった場合にはしっかりとリリースをするようにする事が大切だといえるでしょう。

基本的にふぐは個人では捌く事ができませんので、釣れたからと持ち帰っても意味があるわけではありませんので、リリースをする方が良いでしょう。

確かにラインを切られる事もあるため、イライラしてしまいその場に放置してしまう釣り人もいますので、気持ちはわかりますが提供する側・消費する側みんなで限りのある海の資源であるとらふぐをしっかりと守っていくようにしていきましょう。

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