日本食を代表するふぐ料理。
海外の人に日本食と聞くと、ふぐと答える人も近年では増えていますし、ふぐ料理が世界的にも有名になっています。
そんなふぐには、過去には食べることを禁止されていた時代もありましたので、解禁されてからは100年前後の歴史しかありません。
そんなふぐ料理の中でも、王様と言われ高級品として扱われているのが、とらふぐです。
このとらふぐですが、食べる以外にも実は意外な使い方をされているのですが、どのような使い方をされているのかご存知でしょうか。
この意外なものに使われている理由は、とらふぐに限らずふぐに多く含まれているある成分のためなのですが、その部分に毒を持っているふぐもいる為、とらふぐが安全だという事で利用されているようなのです。
そこで今回はとらふぐの意外な使われ方やとらふぐに多く含まれている成分についてご紹介します。
■とらふぐに多く含まれている成分とは
とらふぐの中に含まれている成分というのは、もうお分かりの方もいらっしゃるかもしれませんが、そうコラーゲンです。
このコラーゲンという成分は、人間も含まれていますし、コンブなどの植物にも多く含まれています。
このコラーゲンは、美容に良いとされている為、多くの女性が好んでサプリや食事などで体内に取り込んでいるのですが、このコラーゲン成分は、肌の弾力やハリといったものをもたらします。
しかし年齢を重ねるごとになぜかこのコラーゲンは減ってしまうので、肌が荒れてしまったり、肌が垂れてしまったりと多くのお肌とらブルの原因になっているのです。
そんなコラーゲンは多くの女性が、経口摂取をしていますが基本的にコラーゲンを、経口摂取をしても、あまり体内には吸収されませんので、多くのコラーゲンを食さなければなりません。
そんなコラーゲンを経口摂取によってとにかくたくさん体内に取り入れる際には、ふぐを食べると良いと言われていますが、ふぐは金額が高いし、個人では捌くことするできませんので、やや大変です。
そこで生まれたのが、今回ご紹介したいあるものなのです。
■とらふぐが利用されているあるものとは
とらふぐに多く含まれているコラーゲンですが、女性に人気の美容成分だという事は、先にお話をしたとおりです。
その為多くの化粧品に、コラーゲンが含まれているのですが、最近はこの化粧品にとらふぐのコラーゲンが利用され始めているのです。
何故多くのコラーゲンの中でも、とらふぐのコラーゲンが利用されているのかというと、とらふぐには前述したように豊富なコラーゲンが含まれているばかりではなく、このとらふぐのコラーゲンは、特に上質なためなのです。
このとらふぐのコラーゲンに着目した大手某化粧品メーカは、このとらふぐのコラーゲンに「とらコラ」と言いう名前を付けています。
この「とらコラ」は洗顔フォームや化粧水、美容クリームに至るまで利用されており、豊富なラインナップの製品を提供するとに貢献しているのです。
また、このとらふぐの皮を乾燥させ粉末化させた状態で料理などに簡単に使えるようにしたコラーゲンの元を開発した企業もあり、現在とらふぐのコラーゲンに注目が集まっているようです。
しかし、化粧品などに利用されているとらふぐですが、基本的に食すことが目的にS¥養殖されたものがつかわれているのではないかと思うと、安定供給をし続けるのは本当に大変なのだと実感します。
というのも、食べることをメインに安定供給が本格的にされれば、ふぐの市場価値という物はもう少し落ちてきてもいいはずなのです。
しかし、健康食品や化粧品に利用されていては、ふぐが市場に安定供給をされるようになるのには、まだまだ時間がかかりそうです。
■とらふぐ利用されている理由は
このような事にとらふぐが多く利用されているのには、確かに皮も食すことができる事ができることにより、安全性が確保されているという事が挙げられますが、実はそれだけではありません。
というのも、現在ふぐなの仲間で養殖をされているのはとらふぐのみなのですが、大量のとらふぐを使用して生産される化粧品や健康食品ですから、安定的に原料となるふぐが手に入らなければいけません。
そんな安定的に手に入れる為には、漁でとれるかどうか分からないようなふぐを利用するよりも、養殖で確実に手に入るものを利用した方が安心して生産できますし、安定的に提供ができます。
その為とらふぐが使われているようです。
というのも、ふぐの中で皮を食べることができるふぐは他にもいますし、ふぐのコラーゲンは基本的に良質なのです。
このように多くの物に利用されるようになったとらふぐですが、勿論化粧品でコラーゲンを取り込む事も良いですが、食べるというのも本当にいいですよね。
ですから、化粧品と食を併用して、美味しく楽しく美肌を目指してみてはいかがでしょうか。
きっと気分的にも満たされること間違いなしではないでしょうか。