多くの人が美味しいという魚がふぐではないでしょうか。
味の方が美味しいよという声が聞こえてきそうなのですが、それでも多くの美食家達を唸らせてきたのは間違いなくふぐではないでしょうか。
そんなふぐですが、ふぐ食の起源は縄文時代にあるとされています。
というのも縄文時代の貝塚から多くのふぐの骨が出土しているようで、縄文人はふぐを食べていたとされ散るのです。
しかし中にはふぐの骨と一緒に出土する遺骨もあるようで、縄文人もふぐの毒により命を落としていたという事が想像できます。
そんな日本では古くから食べられているふぐですが、強力な毒を体内に持っていることから、一般人が趣味の料理で捌いた物を出されても絶対に食べないという方の方が多いのではないでしょうか。
そんな危険なふぐですから調理する人は誰でも良いというわけにはいきませんよね。
確かに昔は大丈夫かこの人?というような人が捌いた物を食べて居たようですが、現代ではふぐを調理するにはふぐ調理師という免許が必要になります。
今回はこのふぐを調理する際に必要な免許がなぜ必要なのかという事についてご紹介します。
□ふぐ調理師免許はなぜ必要?
ふぐ調理師免許はなぜ必要なの?という人がたまにいます。
そのような人に限って基本的に自分で捌いて食べているという人のようなのですが、自己責任で食べていただく分にはほとんどふぐ調理師免許の意味は理解できない事でしょう。
というのも自分で捌いて自分が食べる人の場合自分が捌いたふぐに対してかなりの自信があるからです。
そのような人は、ふぐの毒にあたって病院のベッドの上で後悔をしていただかないとどんなに言ってもわかってもらえません。
ふぐ調理師免許が必要なのか?といいましたが、基本的に免許が必要なのですが免許の存在が必要なのかというと少し違いますよね。
どういう事かというと、運転免許証は何のためにあるのかというと運転するためにあるという人がいますが、運転を許可されている証として持つものなのです。
ふぐ調理師免許も同じで、ふぐの調理を許可されている証です。
そのため許可を得ていますという証拠よりも、許可をもらうための過程が大切だといえるでしょう。
そのためしっかりとふぐを調理できるための腕と知識がありますよという証なのです。
□ふぐ調理師免許を持っていない人がふぐを提供したら?
ふぐ調理師免許を持っていない人(お店)がふぐを提供した場合にはどのような事が起こるでしょうか。
おそらくふぐの毒にあたる人は間違いなく出る事でしょう。
その時にふぐ調理師免許がないという事であれば、県の条例違反は勿論の事、業務上過失傷害・食品衛生法違反などの罰則等が適応され、多くの場合逮捕という形で刑事責任を負うことになります。
しかし個人の場合にはこれらの適用ができませんので、傷害罪や殺人未遂罪などが適用される事でしょう。
また運悪くあたった人が亡くなった場合には、殺人罪の適用まで考えなければならず、本当に大変なことになってしまいます。
過去にはふぐ調理師免許を持っていた人が殺人罪に問われた事もありますので、ふぐを扱うという事は本当にリスクが高いことなのです。
冒頭で、自分で捌いて食べる分には自己責任だといいましたが、捌いて食べる分に関してはほぼ何の罪にも問われる事はありません。
そのふぐを他人に提供すると話は別ですが。
しかし自分で捌いたふぐにあたった場合には、多くの人に迷惑をかけるという自覚は持っておかなくてはいけません。
まず皆さんが既婚者である場合には間違いなく家族に不要な心配をかける事になります。
また救急隊や病院の関係者などにも迷惑をかける事になります。
もしかすると家族が警察から疑われるなんて事もあるかもしれませんよね。
そうすると無事一命を取り留めたとしても、家族には申し訳なさでいっぱいでしょうし、恥ずかしくて外も歩けない状態になってしまう事でしょう。
そんなことになりたくなければ、しっかりとふぐ調理師が調理をしたふぐを食べるようにしてはいかがでしょうか。
確かに専門店に行くと数万円必要になるのでなかなか行けないし手が出ないという人も多いでしょう。
しかし市場などで購入すると数千円で購入できる物もありますので、出費を抑える事ができます。
ですが市場だと時間が早すぎるという方もいるのではないでしょうか。
そのような人にオススメなのが、お取り寄せです。
スマートフォンや電話から注文して自宅に届きますので、超簡単にふぐを購入しリーズナブルに自宅でゆっくりとふぐを楽しむ事ができます。
就寝前や休みの日に注文をして次の休みの楽しみにすることもできますし、仕事の休憩中に注文して休日の楽しみにする事もできるでしょう。
またクレジットカード払いにしておけば何も心配いりませんし、あとは届くのを待つだけですので、本当に簡単にふぐが手に入ります。
もしもふぐを食べたいけれど手が出ないという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。