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大きいふぐは基本的にメス?

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大きいふぐは基本的にメス?

ふぐと言えば日本食の中でも特に高級魚ですよね。

そんなふぐの中でとらふぐと言えば本当にふぐの王様と言われるほどの、高級なふぐです。

ふぐにはオスとメスが勿論存在しています。

ふぐのオスの白子所謂、精巣の部分は濃厚で無毒とされている為、食べる事ができるのですが、ふぐ本体よりも高級な食材となってしまう場合が有ります。

それはふぐが産卵を迎える前の冬の時期なのですが、この時期は特にふぐの白子が肥大している為特に大きくなっています。

しかしふぐは基本的には捌いてみないとオスとメスの判断ができない魚とされており、購入したふぐ全てがメスだったなんて事もあるようです。

オスとメスが居るのですから確率的には2分の1のような気もしますが、それは全体の話であり購入する場合には0パーセントという可能性だってあるのです。

その為白子は本当に貴重な部位ですので、より高級品として重宝をされています。

そんな話を聞くと、じゃあふぐが購入前の時点でオスかメスかと言う事が分かると便利ですよね。

そこで今回はふぐの大きさで雌雄が判るとされている伝説についてご紹介します。

ふぐの大きさで雌雄が判断できるのか?

そもそもふぐの大きさで雌雄の判別が可能なのでしょうか。

基本的には自然界においてオスよりもメスの方が大きいという事が言われていますのでできない事は無いかと思われているようです。

しかしこの方法冒頭でも少しだけ触れたのですが、伝説のような話でありあまり根拠のない話なので、本気にするのはちょっとまずいかもしれません。

と言うのも養殖とらふぐの大きさによる雌雄割合と成熟と言う研究がされているのですが、この研究内で2歳前後のとらふぐにおいて確かにメスの方が5mmから7mm大きいという研究結果が出ているようですが、大きさで選別をした時のメスの割合はと言うと、60%ほどとやや低い的中率だったようです。

半分より確率が良いというと確かに信憑性が或る様に感じるという人も居るかもしれませんが、50%に毛が生えたくらいの的中率ですので10匹選別した時に、6匹程度100匹だと60匹程度の的中率ですのでびっくりするほどではないようだと感じるのではないでしょうか。

この確率では、ふぐを大きさで選別し販売する事はできませんよね。

40%は外れてしまう可能性があるのですから、オスとして販売した物がメスだったという可能性もありますし、メスだと思って販売した物がオスだったという可能性だってありますよね。

ですから結論を言うと、完全には大きさで雌雄の判別はできないと言っても良いでしょう。

しかし大きさで選別した物の中からさらに、生殖腺指数などで選別をすると雌雄の判別に確実性が出るという事はあるのではないでしょうか。

ですから、基本的に大きさだけではなかなか判断は難しいと言えるでしょう。

ふぐの白子は栄養満点

ふぐの白子は繁殖期の前の時点ではパンパンに肥大しています。

この白子はふぐの元になる部分ですよね。

もっと言うと、命の源ですので勿論栄養は豊富で濃厚な味を楽しむ事ができます。

白焼きや天ぷらなど、とにかく美味しい食べ方ができる部位でもあり、新鮮な物であれば生で食べる事ができる部位でもあります。

そんな美味しく栄養が豊富な白子ですが、食べ過ぎには注意が必要です。

白子の栄養素の中にはプリン体が多く含まれており、多く食べてしまうと通風になってしまう可能性があるのです。

とはいっても、年に数回とか旬の時期に数回食べるだけではなかなか痛風にはなりませんので安心して白子を食べてくださいね。

あくまでもふぐの白子を毎日の様に食べていると通風になりますよという話なので、気にしすぎて白子を食べないなんて事はしない様にしてください。

白子と真子(卵巣)を見間違える素人調理

とらふぐのオスにだけしか入っていない白子。

美味しく白子が好きだという方も多い為、旬の時期には白子のみの方がとらふぐよりも高級になってしまうという不思議な現象が起こってしまうという事があるほどです。

そんなみんなが大好きな白子を安く食べるために、釣ったふぐを自分で捌くなんて人が稀にいたりします。

しかし捌いたふぐがオスならば良いのですが、メスの場合には白子は無く入っているのは卵巣(真子)なのです。

この卵巣はふぐの内臓の中でも特に猛毒な部位だとされており、食べる事は危険な為やってはいけないとなっています。

しかしこの白子と卵巣を間違える人が多く、ふぐ毒中毒になってしまうという事が度々起きています。

確かに卵巣は白っぽい色をしていますから白子と間違えてしまうのは分かります。

しかしよく見るとやや黄色い感じになっていますので、確認はできるのです。

逆に白子は白子と呼ばれるくらいですから、本当に真っ白で二つ並べてみると間違いようが無いだろうと思うほどに色が違います。

しかし素人には見分けが難しいため絶対に自分で捌くという事はしない様にしましょう。

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