ふぐと言えば和食の中でも高級な食材ですよね。
高級食材のふぐは昔から多くの美食家たちを唸らせてきた食材でもあります。
しかしそんなふぐには猛毒のテトロドトキシンを大量に含んでおり、多くの人の命を奪ってきた魚でもあるのです。
最近では調理方法などが確立したため、しっかりと調理されているので安心して食べることができる食材だと思われていますが、実は現在でも毎年数名の方がふぐの毒による食中毒により救急搬送をされているのです。
なぜそのような事が起こっているかというと、素人調理によってふぐを食す人たちがまだまだいるからなのです。
このような人たちの中には、ふぐの毒によるピリピリした感覚がたまらないという方もいるようですが、このピリピリした感覚はテトロドトキシンが残っている状態で食べているからなのです。
これが美味しいなんてちょっと怖いですよね。
むかしから人はだめだといわれるとやりたくなるなんて天邪鬼な部分がありますが、本当に毒が残っていたり、自分で捌いて食べるあら美味しいのでしょうか。
今回はふぐを食べる際に、毒があるからこそ美味しいのかどうかという事について考えていきましょう。
□駄目だとわかっている事を行うときにはアドレナリンが分泌される?
基本的にダメだよと言われることをこっそりとやるときには、テンションが上がりますよね。
子供を例にとると、悪いことをしている子供は比較的静かですが内心ドキドキしたりわくわくしている事が多いようです。
この時ドキドキ感やわくわくといった感情の高ぶりにはアドレナリンが関係しているといわれています。
このアドレナリンが分泌されている時には、血圧や心拍数も上昇しており興奮状態から、楽しい事もしくはうれしいことだと感じ始めます。
そうするとセレトニンなどの分泌が起こり、幸福感が増幅されるのです。
しかしこの感覚は非常に偽物のようなものであり、本当の感情とは少々違うのではないでしょうか。
通常幸せだなと思うのって興奮とはあまり関係がなく訪れます。
美味しい物を食べて幸せな感情になるのに興奮は不要なのです。
ですが結果的に、素人調理や毒が残っている状態でふぐを食べるのは、結果的にこのセレトニンの分泌に繋がりなおアドレナリンが分泌されることで、より一層美味しかったように感じるのかもしれませんが、その美味しいと感じているのは、偽物の感情に近いことでしょう。
□美味しい物は安全に食べるからこそ美味し
だめだとわかっていてふぐを素人調理で食べる際に、食べている時にはアドレナリンなどの感情ホルモンによって興奮や幸せを得られるので、美味しいと感じるかもしれませんが、結局は、そのあとに不安が訪れます。
どのような不安かというと、強力な毒があるふぐを素人調理や、毒が残っている状態で食べたのですから、何ともないはずがありませんので大丈夫なのか?と不安になるわけです。
プロが捌いた安全なふぐであれば、食べた後に「美味しかったまた食べに行きたいな」とか、食べたことを気にすることなく他の事に没頭できる時間をとることができます。
不安になって食べたことを後悔することほど愚かな行為はありませんよね。
ですから本当にふぐの美味しさを感じる事ができるのは、しっかりと知識を持ったふぐ調理師が調理を行ったふぐを食べるときだけなのです。
もしも今まで自分で調理をしていて何ともなかったという人も、次は危険な事になってしまう可能性はありますので、素人調理はやめしっかりと資格を持った知識のある人が調理したふぐを食べるようにしてください。
それが本当にふぐを美味しく食べることにつながるといっても過言ではありません。
□ふぐ調理師が捌いたふぐを食べる方法
安全なふぐを食べる方法として、皆さんが思いつく方法はおそらく市場で購入をしたり、ふぐ専門の料亭で食事をするといった来店型のサービスではないでしょうか。
しかし自宅に居ながら簡単に安全な美味しいふぐが手に入ればそれに越したことはありませんよね。
そんな方法があるの?という人もいらっしゃるかもしれませんが、勿論今の時代であれば可能なのです。
といってもそんなに難しいことではなく、ケータイやスマホで注文をすればいいのです。
取り寄せや通販と言われる方法なのですが、
今は簡単に自宅でポチっとすることが、簡単にできますので自宅で注文をしてカード決済を利用すれば後は自宅で受け取れますので、自宅から一歩も出らずにふぐを購入する事ができるのです。
しかし来店型のサービスのように、注文したらすぐに届くわけではなく数日かかりますので、必要になる日の少し前に注文をする必要があります。
冷凍された状態で届きますので、そのまま冷凍しておけばしばらくは保管も聞きますので、とてもオススメです。
ふぐを安心して食べるためにも、ぜひふぐの取り寄せを利用してみてはいかがでしょうか。