ふぐと言えば下関、下関と言えばふぐという様に、ふぐと聞いて一番に頭に浮かぶのはやはりふぐの取り扱いが日本一の町山口県下関市ではないでしょうか。
そんな下関にはふぐにまつわる観光地が多くある為、ふぐを食べる事ばかりが下関を楽しむ方法では、今や無くなっていると言っても良いでしょう。
その為、多くの観光客が下関を訪れる様になっているようです。
観光客が多くなるとやはり、外国人観光客も増えているようで、最近は外国人観光客向けのサービスもあるようです。
とは言っても、観光客を集めるにはそれなりに街に活気が無ければ観光客どころか地元の人たちも集まりはしませんので、どこか寂しい街並みになってしまいます。
そこで、2013年に初めて開催されたのが、下関ふぐちょうちん祭りという物です。
下関ではふぐの事を福にかけてフクと呼んでいますので、正確には「下関ふくちょうちん祭り」と呼ぶのが正しいでしょう。
今回はこの「下関ふくちょうちん祭り」についてご紹介します。
■イベントの趣旨は
2013年に第一回の「下関ふくちょうちん祭りが」開催されました。
祭の開催の趣旨は下関の観光スポットを中心に、ふくのちょうちんを飾る事によって、下関のふくを盛り上げるのが一番の目的の様です。
このふく祭りは、フク漁の解禁時期に合わせて介される為、ふくを利用した一種の町興しの一種なのです。
基本的には、フク漁の解禁の9月中旬ごろから11月の月初めまでの期間中の開催になっているようです。
■毎年特徴ある展示を実施されている
「下関ふくちょうちん祭り」では、普通のふくのちょうちんだけではなく、個性的なまた、特徴的な展示品が数多く展示されています。
過去に登場したふくのちょうちんとしては、その大きさが企画外の大きさのちょうちんが出現しています。
それは下関の玄関口の1つであるJR下関駅に2015年に出現したのですが、高さ約2メートル、横幅約1.5メートルのハリセンボンのオブジェです。
その他にも、レスとらンや海産物販売所ではふくちょうちんに明かりが灯されるなど本当に色とりどりのふくちょうちんが登場するのです。
その他にもフク夫婦雛やカップルふくちょうちんが展示されるなど過去にも特徴的なちょうちんが展示され観光客を魅了していました。
■金色に輝くプレミアムちょうちん
協賛施設9か所の施設内に、プレミアムふくちょうちんが設置されているらしく、全てのふくを見つけると見つけるほど多くの豪華景品に応募できるイベントなども開催されていたりと、楽しいイベントが盛りだくさんです。
応募方法等はその年その年によって違いがあるかと思いますが、会場へ行くと案内所の様なところがありますので、そこで確認をしていただくと良いかと思います。
しかし物品に興味がない方でも、黄色のふぐを見つける事が出来たら、なんだか本当に幸せになれる様な気がしますよね。
しかし、過去の景品がすごく豪華だったため、今後の景品もちょっと期待してしまいます。
その為、黄金のふくを見つけるだけではなく景品も沢山応募したいですね。
■ふくちょうちん祭りで下関にもフクが来ている
実は、下関には今までも多くの観光客が訪れていたのですが、それでも、現在は、このふくちょうちん祭りによって更に多くの観光客が下関に集まる様になっているようです。
元々が、観光客を増やす事が目的として開催されていましたので、町興しとしては大成功の様相を呈しています。
この為、意外とふくちょうちん祭り開催中のホテルの予約が難しくなってくるなって事も出てきますので、ご予約は早めにしておく事が大切だと言えるでしょう。
明かりが家族や、カップルでふぐ漁の解禁によって賑わう下関と、ちょうちん祭りで賑わうしものせきの町の中を散策してみると、皆さんにも福が寄ってくるかもしれませんね。
■次の開催が楽しみ
毎年ふくちょうちん祭りの期間が終わってしまうと、次の年のふくちょうちん祭りが楽しみになると言われる方が多いようです。
それはやはり、個性的なふぐのちょうちんや綺麗なちょうちんが多く飾り付けられているからだと言えるでしょう。
その為、一度行ったらまた行きたいと思わせる様なふく祭りに何度も足を運ぶと言う方も居らっしゃるほどです。
そんなに多くの人に愛されてやまないふく祭りも大きなちょうちんは、祭りの終わりと同時に作成作業が始まっている事でしょう。
大きくきれいなふくちょうちんを、是非一度は実際に会場へ足を運び、その目でご覧になられてはいかがでしょうか。
ちなみに、開催される時期はふぐ漁の解禁に合わせて開催されるので、ズレる事は無いかと思いますが、開催期間などの関しては多少のずれがありますので、確認をする事は必須です。
この、下関ふくちょうちん祭りに関しての情報は、下関観光キャンペーン実行委員会に確認をすると確実かと思います。
もしも、それでも確認が難しい様であれば、JR下関や下関市役所などに尋ねてみると良いでしょう。